コーヒー豆の情報
- 産地: ペルー カハマルカ県 サンイグナシオ郡・ハエン郡
- 生産者/農園: アプロカシ農協(約600軒の農家)
- 品種: ティピカ、カツーラ、カツアイ、カチモール
- 精製方法: ウォッシュド
- 標高: 1,450~1,700m
- 等級: G-1(グレード1)
- 認証: Qグレード(83.25点)、有機JAS認証
ペルー北部カハマルカ県の高地で育まれたこのコーヒーは、伝統品種を多く含み、優しい甘みとジューシーなボディが特徴です。バニラやチョコレートの香りに、オレンジのような爽やかな酸味が調和し、冷めても雑味が少ないクリーンな味わいを楽しめます。有機JAS認証を取得し、ペルー特有の有機肥料「グアノ」を使用した環境に優しい栽培が行われています。
パッケージ情報
kurohige coffeeでは、紙とBioPBS™製の生分解性パッケージを採用し、環境への配慮を大切にしています。地球にやさしい選択肢として、安心してご利用いただけます。
保存方法と鮮度についてのアドバイス
焙煎後2~5日以内の新鮮なコーヒーを発送しています。開封後は1か月以内にお楽しみいただくのがおすすめです。長期保存には冷蔵庫をご利用いただけますが、食品の匂い移りや湿気に十分ご注意ください。
コーヒー豆の物語
「サンチュアリオ」(スペイン語で「聖なる場所」)と名付けられたこのコーヒーは、ペルー北部カハマルカ県の標高1,450~1,700mに広がるサンイグナシオ郡とハエン郡で生産されています。この地域は、寒暖差のある気候と肥沃な土壌に恵まれ、ペルー屈指のスペシャルティコーヒーの産地として知られています。
生産者が所属するアプロカシ農協は、約600軒の小規模農家で構成されており、品質向上と環境保全に力を入れた生産を行っています。有機JAS認証を取得しており、化学肥料の代わりに**ペルー特有の有機肥料「グアノ」(海鳥のフン)**を使用。これにより、持続可能な栽培と高品質なコーヒー生産を両立させています。
収穫後、22~30時間の発酵を経た後に水洗処理され、屋根付きのアフリカンベッドでゆっくりと乾燥。この丁寧な精製プロセスにより、甘みとクリーンな後味を持つコーヒーが仕上がります。
おすすめの焙煎度合い
このコーヒー豆は、中煎りから中深煎りがおすすめです。
- 中煎りでは、オレンジのような爽やかな酸味とバニラの香りが引き立ちます。
- 中深煎りでは、チョコレートの甘みとジューシーなボディが際立ち、しっかりとしたコクを楽しめます。
現在、中深煎りのみで焙煎させていただいております。
おすすめの淹れ方
このコーヒーの持つ果実感とスパイスのバランスを楽しむには、ペーパードリップがおすすめです。
- お湯の温度は**85~90℃**が理想的。
- ゆっくりと注ぐことで、明るい酸味とクリーミーな質感を引き出せます。
- フレンチプレスを使用すると、フルボディでリッチな味わいをより深く楽しめます。