コーヒー豆の情報
- 産地:インドネシア アチェ州 ウェー・イラン地区
- 生産者/農園:ウェーラン村の小農家
- 品種:ガヨ1、ガヨ2、カティモール、ティピカ系の品種、その他
- 精製方法:スマトラ式(ウェットハル)
- 標高:1,600m
- 等級:G1
- 乾燥:天日乾燥+温室乾燥
- 栽培:農薬化学肥料不使用、シェードグロウン
インドネシア北端、アチェ州ウェー・イラン地区の火山性土壌で育ったこのコーヒーは、スマトラ式特有の精製により、厚みのあるボディと複雑な風味が生まれます。ハーブや柑橘、トロピカルフルーツを思わせる爽やかな香りが広がり、口当たりは柔らかく、後味には控えめのクリーンな酸味と心地よい余韻が残ります。農薬や化学肥料を使わず、シェードツリーのもとで丁寧に栽培された豆は、アチェならではの力強さと繊細さを併せ持つ味わいを楽しませてくれます。
パッケージ情報
kurohige coffeeでは、紙とBioPBS™製の生分解性パッケージを採用し、環境への配慮を大切にしています。地球にやさしい選択肢として、安心してご利用いただけます。
保存方法と鮮度についてのアドバイス
焙煎後2~5日以内の新鮮なコーヒーを発送しています。開封後は1か月以内にお楽しみいただくのがおすすめです。長期保存には冷蔵庫をご利用いただけますが、食品の匂い移りや湿気に十分ご注意ください。
コーヒー豆の物語
スマトラ島北部、ガヨ族が暮らすタワール湖周辺。
アチェ・マンデリンの名産地として知られるこの地は、火山性の肥沃な土壌と冷涼な気候に恵まれています。
農家は平均1〜5ヘクタールの小規模農園を営み、自然と共にコーヒーを育てています。化学肥料や農薬は一切使わず、シェードツリーの下で丁寧に管理。収穫されたチェリーは、インドネシア特有のスマトラ式(ウェットハル)で精製されます。このプロセスにより、他にはない独特のボディと複雑な香味が生まれます。
今回のフォレストグリーンは、ハーブと柑橘、トロピカルフルーツを思わせる爽やかな香りが特徴。深みのあるボディとクリーンな酸味が調和し、アチェらしい力強さの中に心地よい余韻が残ります。
おすすめの焙煎度合い
この豆は、ミディアムからフレンチローストがおすすめです。
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中煎り(ミディアムロースト)
酸味と甘みがバランスよく、ハーバルでフルーティーな余韻が長く続きます。 -
中深煎り(フルシティ〜フレンチロースト)
柑橘やハーブの爽やかさに厚みのあるボディが加わり、マンデリンらしい力強さと心地よいビター感を楽しめます。 -
深煎り(フレンチロースト)
ヨモギのような印象を伴う重厚なコクとほのかなフルーティーさ。すっきりとした後味で好印象です。
現在、中深煎りのみで焙煎させていただいております。
おすすめの淹れ方
このコーヒーの持つ果実感とスパイスのバランスを楽しむには、ペーパードリップがおすすめです。
- お湯の温度は85~90℃が理想的。
- ゆっくりと注ぐことで、明るい酸味とクリーミーな質感を引き出せます。
- フレンチプレスを使用すると、フルボディでリッチな味わいをより深く楽しめます。
ラテ系などにも合うので、ボディーのあるカプチーノが好きな方も是非!